平成27年度口述自主ゼミガイダンス-弁理士試験口述落ち対策
平成26年弁理士試験合格発表からまだ1週間たっていないのですが、
合格した人は合格した人の今後のステップに進まなければならない一方、
不合格者も今後の1年間の過ごし方を考えなければなりません。
この辺は同じことを去年も書いたのですが、一度文章を書くと
改めて同じようなことを書く馬力がなくなってしまうのです。
一応去年書いた内容は以下の通りです。
http://patintl.hatenablog.com/entry/2013/11/15/152950
受からなかった方はまた来年も口述試験を受けることになりますが、
どのような環境で勉強するかが大事になるという話で、
その中の1つである口述自主ゼミの紹介を今年もさせてもらいます。
口述自主ゼミはこれまでと同様、来年も続ける見通しなのですが、
今年の試験が終わったことで「平成27年合格会」
が来年に向けて結成される予定です。
そのガイダンスの告知依頼が回ってきたので、
それをここに載せたいと思います。
http://kokucheese.com/event/index/236465/
1年間どう過ごすかという点は、今でも依然として
知られた話ではないと思われるので、
話を聞いてくるだけでも意味はあるのではないかなと思います。
一番のポイントは参加者のみの実費精算なので、
費用が他に比べて圧倒的に安い点です。
講師がいようがいまいが実はやることは大して
変わらないので、受験生が集まってやるのが合理的です。
参加者はほとんどがそのまま同期合格者になるので、
合格後の付き合いや、情報収集の点で有利になりやすいです。
どこに通うのが一番合格率が高いのか?というのは当事者としては
切実な問題ですが、実際のところどこに行ってもそんなに変わらないですね。
結局のところこれといったノウハウはないですし、
しかも特許庁の気まぐれでいくらでも傾向が変わるので、
1年間勉強する以外に具体的な対策ってないんです。
勉強中はあの人はできる、あの人は努力した方がいい、
みたいなのは受験生の間では分かりますが、出題側はそれをあざ笑うように
全く相関性のない合格結果を出してきます。
落ちる人にどんな傾向があるかも調べましたが、あまりないです。
強いて言うと実務経験者で、条文解釈よりも実務的な判断を優先して
考える人を引っ掛ける傾向で、そういう人が落ちるケースが多い
かもしれません。けどそうでない不合格者も多いです。
変な人が落ちるというのは都市伝説です。
変な髪形、変な服装の人は一定数いますが、
むしろそういう人の方が受かっているような気がします。
挙動不審な人はどうかというと、これもなかなかの合格率です。
こんな無意味すぎる選抜はやめるべきだと思いますが、
出題側には色んな事情があるのでしょう。
お金をかけるほど受かるという傾向もないように思うので、
自主ゼミに1年勉強して来年に備えるのを私はお勧めします。