最終合格者統計-平成26年度弁理士試験
特許庁より最終合格者統計が出ました。
http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h26toukei/index.html
http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/pdf/h26_benrisitoukei/saisyu_goukakusya26.pdf
来週のつもりで昨日別の記事を書いたんですが、特許庁の動きは読めないです。
口述試験の合格率は74.6%でした。口述免除者は23人でしたね。
とにかく口述合格率が下がってしまいました。
免除の受験者の大幅減少が目を引きますね。
年代別だと20,30代の合格者比率が増加し、それ以上は軒並み下がっています。
こうしてみると口述の合格率は懸念するほど低くはなかったですが、
8割は割らない方がいいと思うなあというのが私見です。
ごく一部の全然ダメな人は口述で落としてしまってよいと思いますが、
口述試験というのは性質上力量の見極めには向いていないと思うので、
不合格者をある水準より増やせば、不可解な合否にしかならないんですよね。
得てしていまいちな人ほど受かってしまいますし。
去年以前は口述試験が鬼門だったのに対して、口述試験の難易度が
下がったこともあり、こちらで出した口述模試の問題が難しすぎる、
捻りすぎだとそんな不満が出たことがありました。
難易度は上げましたが、知識レベルとしてはそんなに細かいことは
聞いていないというわれながら良門を作ったつもりでいましたが、
けどこれからは口述の難易度は下がっていくのだろうなあと思って
今年はやさしめに問題を設定することにしました。
そしたらこれです。試験の傾向をとらえるのは難しいです。
なんか弁理士試験の話題ばかりになってしまってます。
まあこういう時期だし、合否が一番の関心事になりますね。