弁理士うめざわブログ

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2016年弁理士試験口述練習会(会派)の日程

今年2016年も各会派で弁理士試験の口述練習会が開催されます。
日程については各会派告知してからかなあと思っているうちに
論文試験の合格発表が明日になってしまいました。

詳細は以下の通りです。

9/30 同友会 http://www.douyukai.com/article/15469406.html
これは練習会ではなく、口述試験とはこんな試験ですよ、
という説明会です。特に用意は必要ありません。

これ以降は練習会になります。条文集が必須です。

10/5 弁理士クラブ http://www.benku.org/
メルマガ登録が必須だった気がします。

10/11 春秋会 http://www.shunju.gr.jp/information/info01/2016/09/post_99.html

10/12 南甲弁理士クラブ http://www.nankoh.gr.jp/schedule.html

10/13 PA会(1回目)http://www.pa-kai.net/?p=2585


10/17 同友会  http://www.douyukai.com/article/13469166.html

10/18 PA会(2回目)http://www.pa-kai.net/?p=2585
   稲門弁理士クラブ http://www.tomon-benrishi.com/archives/examination/


一般論的に会派は問題が易しく、受験機関は難しいような話はいわれますが、
実際は何とも言えません。問題自体は複数セット用意されており、
難しい問題も簡単な問題も用意されています。
あと、日程が本試験直前になるほどやさしい傾向はあるかもしれません。
自信をつけてから本試験に臨んでほしいという面もあります。

口述試験の問題作成において問題の難易度を上げるということ
にどれほどの意味があるのかという面もあります。
本試験の難しさというのはあまり予想のできない難しさであり、
模試の出題者の考える難易度の高い問題というのは、
本試験の難しい問題とは何か違う感じがします。

色々知恵を絞って難易度の高い問題を某会派で出したこともありますが、
合格者に聞いたところ、本試験と比べて難しすぎる、
と評判があまりよくありませんでした。
そして、模試に対する出来と、実際の本試験の合否との間に
あまり相関性は感じられません。模試の出来は良くなくても
実際は受かりますし、不合格者層というのは大体準備は
そこそこできている人たちという印象があります。

そういうのもあるので、会派では割と常識的な問題を
常識的に対応してもらいたい、という感じの出題になります。
それでいて的中率はそんなに悪くなかったと思います。

とりあえず、まずは申し込みということになると思いますので、
参考にしていただければ幸いです。