弁理士論文試験の合格発表1週間前
この間までの暑さはすっかり遠のいていき、
もうすっかり秋の気候になっていきました。
暑さ寒さも彼岸までと言いますので、これからは
日々涼しくなっていくばかりなのだなあと思います。
こうやって日々日の長さが短くなっていく時期に
弁理士試験、論文試験の合格発表が近づいていきます。
もう大体1週間前と言う時期になりました。
合否は気になると思いますが、この時期は合否のことを考えずに
口述試験対策をひたすら進めていく時期だと思います。
ひと頃ほどの難しさはなくなりましたが、
ちゃんと受験対策をしようとした場合、論文試験の合格発表後からの
準備では基本的に間に合わないくらいの勉強量が必要になります。
合否を見てからでは遅いですので、この時期は受験対策の
ピークの時期になっているはずだと思います。
自分の頃はと言うと、短答、必須、選択とあり、
中でも必須はほとんど準備もせずにぶっつけ本番でした。
割と出来た感触はありながらもやきもきするのが嫌だなあ
ということであまりその後の勉強に身が入らず、挙句の果てに
論文試験の合格発表時期には旅行に出かけてしまっていました。
それでまさかの合格の後、急いで勉強したのですが、
論文もそんなに用意せずに受かってしまった上に
口述対策もろくにしていない状況だったので、
口述練習会はもう散々でした。
多分全受験生の中で、下位10%以下だったのでは
というくらいの準備不足で試験に臨む羽目になりました。
でどうだったかと言うと、本試験ってのはよく分からないもので、
結構紙一重のところまで行ったのです。
3科目とも何も答えられずに終わるのでは?と思っていたのですが、
商標法であと1問できていたら多分合格というところだったのです。
それも基本問題で、あとちょっと青本読んでれば、と言うレベルです。
世の中どうせ無理だよ、と言うことは案外多くなく、その場になって
もう少しやってれば、となるのはもったいないので、
せめてこの時期くらいは騙されたと思って勉強に集中しておくべきです。
受かってなくても論文試験、そしていずれ受ける口述試験に
役に立つはずですから。
受験生にとってはまだまだ頑張らなければならない時期です。