弁理士会の電子フォーラムやMLには頻繁に訃報が流れてきます。
多くの場合は年配の方だったり、その関係者だったりで、
まあ年を取ればいずれ亡くなるだろうなあということで、
もちろん関係者であれば悲しかったりするのでしょうが、
良く知らない方が年を取って亡くなることにはあまり感想がなく、
ちょっとメールが多すぎるのではないかと不満を持ったり
する程度でした。
なのですが、弁理士登録して何年もたつと、同世代・同時期の登録、
つまり同じくらいか若い、知っている人が亡くなるという話が
入ってきたりします。
もちろん若くても一定の割合で人は亡くなっていきますので、
知人の数が増えれば増えるほど、そういう人は一定の割合で
出てきます。ええっ、と話を聞いて驚きますよね。
大学時代のサークル関係でも、割と浅く広い知り合いがいるのですが、
ものすごく久しぶりにその集まりに出たら、誰々と誰々が亡くなった、
という話を聞き、諸行無常なことを思ったりしました。
そんなことをしているうちに自分の年を取っていくわけですので、
亡くなっていく人はこれからもぽつぽつ出ていくのでしょう。
年配の人の名前が出て、自分から見たらだれこれ知らない、
という人も、ある別の人たちからすれば大きなニュースです。
何よりも思うのが、自分もそんな風に突然亡くなったら
人に迷惑かけたりするだろうなということなのですが、
亡くなった人はいろんな事情があるのでしょうが、
何か予兆とかあったのか、突然だったのか。
自分の感覚だと大きな出来事というのは突然起こるものではなく、
何か予兆がひたひたと忍び寄ってきてあるとき無理をしたときに
その影に包み込まれるようなそんなことを思っています。
個別の具体的な事情は分からないですが、
そういう予兆は招き寄せたくないなと思っています。
特許実務でも、事故は突然起こるというよりも、小さなミスの
積み重ねで起こるのだろうなあと考えるので、
そういうミスは事前に防がなければなりません。
そんな無理やりな形で話題を締めてみます。