新宿西口国際特許事務所の弁理士うめざわブログ

新宿西口で特許出願・商標登録を代理する弁理士による、特許事務所業界と弁理士試験のブログ

特許事務所の弁理士の年収相場2

さて。ブログのタイトルも変えたことで、この話題に触れなくてはなりません。
検索エンジンで「弁理士」を調べるとき、もっとも検索されるワードは何でしょうか?
そもそも世間の人は「弁理士」について何を最も知りたいと思いますか?
そして、弁理士と入力したときに推奨ワードとして一番最初に上がるのは何でしょう。

くどかったですね。「弁理士 年収」です。
弁理士 ブログ」の実に4倍ものサーチがされているのです。
「特許事務所」(単独)の検索数よりも多いのです。
弁理士というのは依頼先ではないのです。なるものなのです。
ひよこ鑑定士のように、稼ぎ自体が関心の対象です。
そして、その稼ぎは現実にはいったいどれほどなのか…気になりますね。

しかし調べたところ、明確な答えを出しているサイトはほとんど見当たりません。
ニーズはあるのに答えはない。ここはちょっと挑戦してみようかと思いました。

そもそも士業全般の傾向として、ここ10年で収入の相場が変わってしまっています。
10年前基準で考えても、多分収入は同程度ではないはずです。
手数料相場がそもそも目減りしてしまっているのです。依頼件数も減りました。
売り上げが下がったら、収入も合わせて下がってしまいます。

また、弁理士の現実の年収としてこれくらい稼ぐものだ、という固定的な見解を
出すことにはそもそも無理があります。受任案件の単価も違えば負担も違います。
やっている仕事の内容も、共通する傾向はありながらもやはり違います。
そして組織でやっていれば任務が異なり、寄与度も変わってきます。
だから、弁理士の年収はいくらです、というのが乱暴な議論になることは
最初に念を押しておきます。

こういう無理があるのを承知の上で、ざっくりとならすとこれくらい、
というのは、実はこの辺で説明しています。

特許事務所の弁理士の年収相場


じゃあどのくらいの仕事でいくらくらいか。
業界でよく言われているのが、売り上げの3分の1が収入というものです。
1件30万の案件を処理したら10万円が取り分です。
それを6件処理したら月60万で、年間で720万です。
けど30万の案件が月6件入ってくるかなあ?って問題があります。
結構単価も下がっています。
ていうか、業界外の人に売り上げの話をしてもピンと来ませんよね。

前置きはこの辺にして、私の独断と偏見で出した
弁理士の年収の数字は以下の通りです。

弁理士  残業ほとんどなし  600万
     月30h程度    800万
      60h程度   1000万

どんなもんでしょう?個別の事情は全く無視です。
当然チェックは外れていることが前提です。
見習い期間は売り上げに貢献してないので、完全にさじ加減です。
実作業以外の寄与や、権力争いに勝ったとかあれば別途加算です。
もちろん単価率がいい案件を集めている事務所はそれなりになるでしょう。
大体の場合は売り上げは労働量に比例し、売り上げに年収が比例します。
一応の基準にはなるのではないかと思います。
また、業務を詰め込んだだけ収入が累進状になるのも一般的な傾向だと思います。
まあたたき台になればよいかなと思ってます。

 

www.umepat.com