弁理士試験、口述試験に落ちてしまった場合
平成25年弁理士試験も最後の口述試験を終えて1週間以上たちました。
そして、合格発表まであと1週間少しになってしまいましたが、
検索エンジンが記事に反応するまでそれくらいの時間がかかるので、
口述落ちの場合の動き方についてまとめておきます。
今年は緩いのではないかという観測が多いのですが、
それでも大量不合格時代と比べてと言うことであり、
やっぱりそれなりには出るはずで、対策は同様に必要になります。
口述試験に不合格となってしまった場合は、何も通知が特許庁から来ません。
口述試験の案内と共に同封されていた免除通知の写しを
来年の願書提出と共に提出しなければならないので、
これはきちんと保管しなければなりません。
次に、来年短答試験を受けなければならないかどうかを
確認する必要があります。論文受かったからもう短答は免除と
思ってしまう人が割といるのですが、再度短答試験に受からないと
口述試験を受けられないですし、気づくまでにタイムラグがあくと
その分来年不利になります。
短答がある場合
短答試験を受けなければならない場合、とにかく短答対策が大事です。
今年は短答で絞るようになったので、ここで足を救われる人が
多数出るはずです。短答試験が終わるまでは短答対策に専念すべきで、
終わってから口述対策をすべきです。それで十分間に合います。
そして、40点後半以上をとってから口述に向かうように備えましょう。
今年のように突然の難易度の上下というのは十分ありえるからです。
短答試験を受けた場合、短答試験がなかった人に比べて、
口述対策という観点からは出遅れます。でもそれでも構わないと思います。
結果的に短答を受けた人の口述合格率は受けなかった人と変わりません。
短答がなかった人並みに勉強が仕上がらなくても合格する傾向です。
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受験機関
短答があるかどうかでやることは変わりますが、それでもまず
各受験機関の口述のガイダンスをあちこち聞きに行ってみることを
お勧めします。分析が好きな先生方が結構いたりするのと、
例年口述試験に落ちてしまった場合どうしているのか、
あと今年の試験の概況とかいろいろ説明してくれると思います。
結局やるべきは勉強で、あんまり傾向と対策は役に立たないと思います。
それでもこれをやれば受かると言う信じられる方向性を
早いうちに確立しておいた方が良いと思います。
口述が今ほど騒がれる前からやっているのは、
IPCと吉田ゼミです。ただIPCは山田先生がやってたのであって、
他の先生ではなかった気がします。
もちろんLECやTACも各種ガイダンスをやってるでしょう。
代々木塾やマスター塾、望ゼミなどはガイダンスなしで
本クラススタートだったと思います。
ガイダンスはIPCが一番早くて11月中にやってクラスも
11月中に締め切りだったような気がします。
あとは12月だったり1月だったり色々です。
受験機関ではないですが、自主ゼミと言う口述落ちの受験生が
集まって勉強する集まり、と言うのも12月ごろに結成されます。
案内はどこかからか流れてくると思うので、ここでも掲載します。
このように年内に色々動きがあるので、一応どういう集団に
属してから来年に備えるかを決めてから休憩したほうが良いと思います。
情報関連は年をあけると途絶えだすので、どこにも属さず
何も知らずと言うのが一番危険です。
口述試験に落ちた場合、ほとんどの受験生はやってられない気持ちを
持つと思います。しかし、こうした気持ちはどれだけたっても
消えることはありません。やってられないからやらないでは
その分だけスタートダッシュが遅れます。
そして時間がたてばたつほど腰は重くなっていきます。
やる気がしないからこそ始めておく。多少やる習慣が出来てきてから
ちょっとペースを落とすくらいが良いと思います。
まとめ
どこで勉強するのがいいとか悪いとかは何ともいえません。
特許庁はとにかく裏をかくことばかり考えているので、
「こうするのがいい」というのは必ずしもあたらないからです。
しかし、どこかしらに属していないと勉強のモチベーションを
保つのは難しいと思います。その意味で、早めに動いて
早めに帰属先を決めておいた方が良いと思います。
そして、勉強の再開は早いほうが良いです。
時間がたてばたつほど再開する意欲は落ちていきます。
この試験の勉強はやりきれない気持ちとの戦いで、
それは多分試験直前まで続きます。
1年間勉強を続けることが出来れば一応何とかなることが多いです。
不毛な試験なのでこんなのない方が良いのですが、
そこはお上の考え方ですから。
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