秘密の守り方
守秘義務とかじゃなくてもっと一般的な個人レベルの話。
「俺は口が固い!!」って言う人は口か軽いような気がするんです。
口が固い人ってどんな人でしょうか。
どんな人が秘密を守るでしょうか。
・・・っていうと大体特定の誰かを想像したりしそうですが、
「ここだけの話」ってのが好きな人は口が軽いイメージです。
言っちゃいけない話を結局言ってしまう状況ってどんな場合でしょうか。
「自分はこんなことを知ってるんだぞ」っていう
自己顕示欲を出してしまう人はまずダメですね。
自己顕示をした上で、もったいぶって
「いやこれはしゃべれない話だから」って言う人。
そういう展開になると状況状況で結局話さなくてはいけなくなります。
だから口の固さってそういう自己顕示欲が薄いってことがまず前提で、
自分が何かを知っていることを人にひけらかすこと自体をまずしない。
自分が関与している、知っていること自体を人に示唆しない。
そういう人が口が固い人なんだと思います。
我慢する能力じゃなくて、そもそもそういう状況を作らない人。
まあ年を重ねてくるとそういうことを考えることも
だんだん少なくなってきますけどね。
誰が好きとか嫌いとか、そういう系統の噂話がほとんどですから。
そういう系統の話はああそうなんだと他人事になってきます。
業務上の守秘義務が生ずるような話にそういう状況ってのは生じないですね。
機密と言いつつ関与する人全員には周知されてたりしますし。
もっと言うと特許事務所の人間って他人に対する関心薄いですね。
仕事も機密って言えば機密だけど、情報としての伝搬性は薄いですし。
そういうギラギラ感を持った人間を久々に見たので
ついそんな話を思い出しました。