弁理士になったら絶対にやめてほしいこと
「職業は何ですか」
「弁理士です」
このような受け答えをしたとき、相手方がこの職業を
知っているかどうかでその後の反応は大きく異なります。
一般的には認知されていないことが多いかなと思われますが、
案外弁理士の認知度は高まっているようにも思われます。
弁理士になる前はもっと説明が難しい状況だったと
思われますが、「弁理士です」とこれだけの言葉で
説明できるようになる。これが弁理士登録した後の変化です。
そしてこの「弁理士です」に対して、
「便利屋ですか」
もう定番ですね。今更感がプンプンします。
ただ昔ほどは便利屋もメジャーな存在でもなくなったようで、
一方で一昔よりは弁理士も認知度が上がったようで、
そのようなことを言われる場面は少なくなってきています。
世の中職業の種類は山ほどありますし、
それを1つ1つ認知してくれと言うのも難しい話です。
ただでさえ弁理士の仕事なんて一般の人には関わりのない
世界です。そういう返事がたまに返ってくるのは
仕方のない側面もあります。
だからと言ってですね、自分から、
「弁理士です。便利屋ではありません」
「弁理士です。まあ便利屋みたいなものですね」
とか言うのはやめてほしいのですよ。寒いにもほどがあります。
認知していない人がなんとなく混同するのは良いというか仕方ないのです。
でも自らそういうボケをかますのはなんか痛々しいですね。
要するにこれはダジャレのようなもので、聞いてる相手方としては
リアクションに困る訳ですよ。
こういうこと言う人は多分、頭の中で思いついたことを思いついたまま
とりあえず言ってしまうのだと思います。この辺もダジャレと同じ。
下ネタ覚えたての小中学生と何も変わりません。
いますよね。別にそれ面白くないし、言ってる本人も別に
面白いと思ってないだろっていう。でも言わずにいられない人が。
まあ弁理士になったら便利屋と絡めるの禁止。
これちょっと心得てほしいポイントです。