まあ勤めといっても職場によりますよね。
ちょっと環境が良く無さ過ぎるとこだったらさすがに無理です。
ただ案外良い職場ってあるんですよね。
業界耳年増的にはいろんな話聞いてますし、
そういう良さげな特許事務所と比較するとどうだろとは思います。
独立してもその良さが出てくるとしたら多分軌道に乗ってからです。
今は疲れと気疲れだけです。稼ぎもようやく切り詰めた生活費が出るくらい。
まあ今の暮らしだったら勤めの方がいいよなとはいつも思います。
ただまあそんなことはやる前から分かっていたこと。
日々日々改善の積み重ねの上に残った成果がある程度の大きさに
なったときにはじめて独立してよかったとなるのでしょうが、
今はそれを作っている過程です。
定時がないというだけで自由の身ではありません。
何もいいことないよなという気持ちと、けど今後につなげるために
やっているんだという気持ちが両方混ざってる感じです。
合格遅かったし、50代になってからやれないよなと思うし、
弁理士になること自体の価値がなくなっていく昨今、
やはり資格の価値を生かそうと思うと独立という結論になります。
転職という選択肢も検討はしてましたし、今となっては
別に前職のことを気にかけることもなかったかと思いますが、
色々考えて、独立が妥当な道なのかなと考えました。
生活費も出なかった時期は、もう就職活動に戻ることばかり
考えてましたし、その頃よりは今はなんぼかましではあるのですが、
人雇うとかの環境改善策に資産配分できるほどの稼ぎはないので、
現状を抜け出すにはひたすら頑張るしかありません。
今の時期のこの苦しさってのは予想してなかったです。
売り上げ立てば、あとは安泰と大体みんな思ってますよね。
そうじゃないです。ここを抜け出すのが独立開業の
第2のトンネルになるんじゃないでしょうか。
第1のトンネルの方を気にする人の方が多いようですが、
大半の人は、苦しみながらいつの間にか抜けている感じです。
そして開業前に、今のこの時期の人と会ったときの神妙な表情の
意味がなんとなく今わかってきた今日この頃です。