西新宿の「牛皿一丁」が閉店
こんな記事見てもなんやそれとしか思わない人が
大多数と思われますけど、閉店関連の情報って
結構需要あるみたいなんですよ。開店は大々的に
発表しますけど、閉まる時はひっそりとたたむから、
「あれ、あの店どうなったの」という状況が
頻繁に起こります。それで探す人がでてくるのですが、
案外どうなったのかわかりません。
そういう人に「なくなりましたよ」と伝える記事です。
この「牛皿一丁」というのは吉野家の姉妹店というより
実験的店舗で、牛丼の高級版である「牛皿」をメインにした
ちょい飲み需要を当てにした新展開の店です。
西新宿8丁目にありますが、これ以外にあるのかなと思いきや、
ネットで調べた限り、他には特に見当たりません。
そもそも牛皿一丁のサイト自体見当たらないような気がします。
そして、この西新宿8丁目の「牛皿一丁」は今年10/14
をもって閉店となり、元の吉野家に戻るそうです。
最初は牛すき鍋膳を前面に出してたから、
それをメインにしたちょい飲み系の店になってくのかな
と思いきや、鍋をやめてしまって牛皿一本で展開してました。
まあそれは失敗するなあと薄々思っていましたが、
畳むの早かったようです。肉の提供品質を上げることで
商品イメージを高めることができればよかったですが、
そこに乗数効果は正直ないかなあと思ってました。
鍋系はうまくやったなと思いましたが、
ちょっと高級肉を使ったくらいで牛丼がごちそうに
なるかというと、そういう付加価値はないですよね。
原価を高める場合、提供する商品のサービスの付加価値も
それに伴って上がることが前提なのですが、
そういう見通しがない場合、その部分のコストは
単なる競争力の低下につながります。
我々のサービスも、付加価値の低い部分はきっちり落として、
顧客視点でのコストパフォーマンスを上げて
いかなければなりません。というオチにすることで
この記事について、なんとか本業との関連性を持たせてみました。