弁理士試験の最後の山場、口述試験を今週末に控えます。
合格者数も減っていますし、口述落ちの数もかなり抑えられていますので、
一昔前に比べるともうそういう話題もそれほど需要はない
ような気がしますが、当の受験生にとっては今も昔も変わりません。
確か今日あたりで会派の口述練習会は終わりだったような気がします。
自分は当時口述本試験の前日に会派の練習会に参加しましたが、
通常そういうスケジューリングはあまりやらないようです。
さあどうするといったところで、もうあまりやれることもありません。
口述練習会の場馴れというのも、重要なようでそんなに数必要
でもないですし、勉強はある程度しました、
練習会にも参加しました、という状況ですと、
もちろんやっていない勉強の知識の積み増しは役に立ちますが、
どっちかっていうとコンディションを整える時期ですね。
過去問レベルの勉強が足りていない方は、過去問くらいは
潰しておいてください、ということになります。
思いもかけず受かった方はどんな年にもいますので、
最低限ということになると、いつの年も過去問対応となります。
変にゆったりと過ごすのも妙に緊張感が抜けてしまいますし、
この時期にマイナーな知識に目を通すのも、ほかの知識が
抜けてしまいそうで、なんだか不安です。
練習会もある程度参加された方は、あまり数増やしても
仕方ありません。やることあんまりないんですね。
やることないので、とりあえず過去問をもう一度つぶしなおすとか、
結局そんな感じの過ごし方になると思います。
まあ問題集そのものよりも出典に戻って青本を直接読む、
というのもよいかもしれません。
あとは条文暗唱のチェックですね。
知識に不確かな部分も多いでしょうから、そういうのを
思い出すたびに1つ1つチェック、という方が一番多いかと思います。
根詰め過ぎず、しかし緊張感を途切れさせない程度に、
程よく勉強をする時期ということになると思います。