弁理士うめざわブログ

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平成29年度弁理士試験口述受験者数は254人

特許庁の平成29年度弁理士試験統計が更新され、
平成29年度弁理士試験口述受験者統計が公表されました。
標記の通り、今年の口述受験者数は254人です。
一般66人、短答免除者167人、筆記試験免除者21人となっています。

http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h29toukei/pdf/h29_koujutsu_jukensha.pdf

人数的には去年の約8割まで減っています。
論文合格者数が229人ですので、25人が口述再受験ですね。
そのうち4人が短答ありでしょうか。

平成28年度:312人, 平成27年度:330人, 平成26年度:485人, 平成25年度:825人
と推移しています。

論文統計の段階の数字と同じではあるのですが、
口述練習会に関与して見て、今年は女の人が多かったね、
ってのは色んな会派から聞こえてきます。
他の属性は見た目に分かりませんが、
男か女かはさすがに見ればわかりますからね。

年齢別だと30代のみ大きく減り、他世代はほぼ変わらずです。
会社員と無職がかなり減り、特許事務所員は変わらずです。
特許事務所に移ったら、もう頑張るしかないですからね。

今年は国立大出身者が減った模様です(阪大以外)。
年によって私立が強い年と国立が強い年があるように
思います。試験問題の年ごとの傾向なのでしょう。

合格発表まで残すところ10日を切りました。
合格してからも慌ただしいので、今は弁理士試験的には
お休みの時期と言う感じになります。