平成29年度弁理士試験合格者255人の内訳
2017年度弁理士試験は、最終合格者数が255人、
というのは合格発表の通りなのですが、
去年あたりから最終合格者の内訳情報も同日発表となっています。
特許庁の公表データがこちらで、
http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/h29_benrisi_kekka.htm
経済産業省がこちらになります。
http://www.meti.go.jp/press/2017/11/20171109003/20171109003.html
ま、掲載内容は同じです。
合格に関するデータを抜粋しますと、
(4)合格者数 255人(前年度 296人)
(5)合格率(最終合格者数/受験者数) 6.5%(前年度 7.0%)
(6)合格者平均受験回数 4.2回(前年度 4.4回)
年齢別
20代: 20.8%、30代: 46.7%、40代: 23.1%、50代: 8.2%、60代以上: 1.2%
最年少20歳、最年長71歳
職業別
会社員: 52.5%、特許事務所: 31.8%、無職: 6.7%、公務員: 2.7%、学生: 2.4%、
自営業: 0.8%、法律事務所: 0.8%、その他: 2.4%
男女別
男性: 72.9%、女性: 27.1%
出身校系統別
理工系: 78.8%、法文系: 15.7%、その他: 5.5%
受験(免除)種別
短答受験者: 25.9%、短答試験免除者: 63.9%、筆記試験免除者: 8.2%、工業所有権法免除者:2.0%
女性が大幅に増えた割には文理比率はそんなに例年と変わっていないのですね。
受験者数及び合格者数の減少傾向は、あまり言及するまでもないでしょう。
詳細なデータは後日と思われます。
受験番号から詳細は割り出せますが、面倒なのでやりません。
合格率は一定で推移しているようなので、難易度自体の変動は収まって
いるのではないでしょうか。