弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

弁理士試験短答試験の前日と当日と翌日

弁理士試験日の前後については、
割とありきたりな過ごし方になるにもかかわらず、
案外その時になって考えがちです。どんな感じだったかな
ということを思い出しながら並べてみました。

直前期には問題演習を中心だったり、条文読み込みだったり、
青本、レジュメを読んだりまちまちだと思います。
そんな風に過ごしながら前日を迎えるのですが、
前日に勉強しても大して効果なんてないので、
思い思いの過ごし方になると思います。
普通に勉強しても良いと思います。

言えるのは、短答試験を迎えようという人の勉強は、
過去に合格経験がなければ不十分な状態で
当日を迎えるということです。
だから普通は不安です。大丈夫かなと思います。
勉強量が多ければ多いほど、あれが足りなかった、
等ということが気になると思います。
ちゃんと勉強するということはそういうことだと思います。
なので、前日に自信をもってと言う人がいたら、
そっちの方が大丈夫かなと思います。

十分に用意をして迎えるほどに当日は疲れてぐったりします。
自分は勉強が全然できてなくて、でも願書出したし
と思って一応受けに入ったことがありますが、
試験終わった後ピンピンしてましたね。
その年はかすりもせずに落ちました。

受かった年の疲労感は大きかったです。
再現会のようなものに一応行くだけ行きましたが、
疲労感が一気に出てきて、結局寝ました。
でも落ち着かないから結局起きて来て採点速報を見るのですね。
自己採点してみて一喜一憂します。

最近の感じは分からないのですが、一番乗りで出た正解は
大体粗くて、それから修正していくのですが、
最初の速報で自己採点して一喜一憂してくる訳です。
自己採点結果が上下して、そのたびに一喜一憂します。

翌日には特許庁から公表になるのですが、
気分的にはそんなの待ってられないのですね。
明日になれば分かると言いますが、そうは言ってもねえ。

で、翌日疲れが残ったまま仕事に行くわけです。
試験休暇は使い切っているので、翌日はまあ仕事でしょう。
なんとなく頭がぼんやりしながら、試験のことは
気になっているのです。職場によっては前日の短答の
ことが話題になっていたりするでしょう。

で、翌日に何点と分かるのですが、そこからボーダーが、
なんて話題がずっと気になるのですね。
今年は簡単だったからボーダーが上がるとか、難しかったから
ボーダーが下がるとか、なんか毎年やってますよね。
何処かの掲示板に怪情報が流れたり。
そんなことが1週間くらい気にかかります。
まあどうせ39点なんですけどね。

その一方でここからは本当に時間がありません。
試験のことは忘れて、もう次の日から勉強。
そんなことを毎年言っていますよね。
そして当人たちは結局地に足がつきません。

ようやく落ち着いて勉強が進むようになった頃に
合格発表なので、ここでまたそわそわするのです。
本当に時間がないんですが。

まあこんな感じでなるようにしかならないのですが、
まあ頑張るだけです。試験を受けた方はご苦労様でした。