2014年今年の景気を占う
似たような記事は以前も書いていて、考え方は以前から
全く変わっていないのですが、新年ということで改めてみたいと思います。
前提として、4月以降に日本の景気がいいはずは全くなくて、
それがどの程度まで下振れするのだろう、製造業、そしてわが特許業界にまで
影響が及ぶほどに大きいものになるのか、というのが懸念です。
名もない弁理士でしかない私がそこまで予測できるはずもありませんが、
思いのほか景気への楽観論が多いので、そこちょっとまとめてみます。
景気動向というのは先行指標というものがあって、
それにそってある程度の予測がされます。
例えば、消費税がかかるのは、商品の引渡しのタイミングです。
これが4月以降なら8%、3月以前なら5%になる訳ですが、
今買っても3月には引渡しが間に合わない商品もあります。
そういう商品はすでに駆け込み需要が終わっています。
マンションなんかは9月までの注文が必要となるので、
そこに駆け込み需要が発生し、10月以降は落ち込んでいるようです。
一般の商品は2-3月に需要が集中して、そこでピークが出来ることが
予想されます。私もそろそろ買いだめしなくてはなりません。
マンションの話を書きましたが、景気というのは設備投資のような
大型商品から良くなっていって、下流に波及していくもので、
景気が悪くなるときは大きなお金の動くものから悪くなっていくものです。
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リーマンショックなんかは秋に起こりましたが、サブプライムローンなんて
もうその数年前からやばいと言われてた話で、そしてその年の
春から夏にかけて資産家による購買需要が止まり始め、
巡り巡って秋に破綻と、そういう流れでした。
そういう意味でマグロの初競りが去年1.5億だったのが今年は736万だったり、
株式市場の大発会が大きく下げて始まったりというのは
なんかを予兆してるなあと、新年のニュースを見て思いました。
縁起物に金突っ込めないってのはそういう方面の人の資金力が
減退してるってことなんですよね。
大発会が下げる年って調べりゃ分かりますが、株が年間通して下がる年です。
近年の景気動向はほぼ株価と連動しているので、
今年は厳しいだろうな、という予測の根拠の1つになってます。
そんな指標は願掛けみたいなもんでしょ、という話も出来そうですが、
エコノミストは経済指標を組み合わせて景気予測してる訳です。
話し戻しますが、駆け込み需要が始まっててこの程度の景気です。
これが通過したらいったいどうなることやらと思います。
こちらの業界まで波及しなけりゃいいですが、
リーマンショックではしっかり波及してしまいました。
まあこの業界に関しては強気の計画立てたところで
外れたところでどうってことはないですが、
自分はそういう前提の計画を立てるべきかと考えます。
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