弁理士試験、口述模試をどう考えるか
さて2014年弁理士試験の論文試験合格発表から一夜明けて、
受験生は忙しい時期ですね。3次試験の口述試験対策自体は合格発表前から
はじめていると思いますが、エンジンがかかるのはここからです。
しかし今は合格の余韻が残っている時期なので、
本格的に動くにはあと数日かかるでしょうか。
例年だと休祝日前が合格発表なんですけどね。落ち着かないですね。
口述試験対策はここまでの準備しだいでどこまでやるかが
その人によってかなり左右されると思いますが、
まずは口述模試の申し込みですね。
受験機関のだと土日祝日分から埋まっていきます。
会派のは、PA、南甲、春秋が受け付け当日に締め切る傾向です。
弁ク、同友会、稲門のは割と遅れても大丈夫です。
あとは受験機関の平日分とかですね。
LECとTAC以外は割とあいてます。
とまあ口述模試をとりあえず手配するのですが、
実際にどれくらい受けるかは準備の進み次第ですね。
別に模試を受けてもその間は知識が増えるわけではありません。
受けてる時間はもちろん移動と待ち時間が消費されます。
全然準備がまだという人は口述模試を受ける必要ないと思います。
場慣れのためと言いますが、どう逆立ちしても
本試験の雰囲気を再現することは出来ません。
その場の雰囲気というものはその場に行ってはじめて経験できるものです。
そしてできるときはできるし、ダメなときはどうやってもダメです。
当日前に少しでも知識量を増やしておくことの方が大事と思います。
ある程度目処が立ったと思ったら模試をいくつか受けに行く
というのが良いでしょう。あまり数受けても気休めのように思います。
試験官に相対しての問答の雰囲気を感じておきたい
というのは当然あるでしょうからそのために行く感じですね。
あせってもここからの限られた時間でやれることは限られていますが、
準備できていないで論文に受かってしまうと結構あせりますね。
ただ、模試は実力者と準備不足で差が付くように作られていますが、
本試験では不思議とそこまで差がつかないので悲観することはないでしょう。
あと少しなので、もう頑張るほかないでしょう。