弁理士試験短答受験者統計(平成27年度)
とうとう短答試験の合格発表を来週に迎える受験生の皆様お元気でしょうか。
そんな中、2015年弁理士試験の新たな統計が発表されました。
弁理士試験志願者統計とは別の、弁理士試験短答受験者統計です。
http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/pdf/h27_benrisitoukei/h27_tantou_jukensha.pdf
H25 H26 H27
志願者数 7528 6216 5340
受験者数 4734 4674 4278
去年に比べ今年は急に減った数字が出ていますが、去年志願者に対して
受験者が減少していなかったという状況があるので、ここ考慮する必要があります。
ちなみに去年の記事によると、
弁理士試験短答受験者統計(平成26年度)
http://patintl.hatenablog.com/entry/2014/06/13/174359
「なんと。志願者数の減少が大きく話題になりましたが、
短答受験者の数はそこまで変わらなかったのですね。
・・・
一見すると受験者数同じのような感じは受けますが、
免除切れの方の再スライドで補充された感じで、
やっぱり全体的に減少気味だろうと推察されます。」
免除切れの方の再スライドが今年はなかったというだけのことのようです。
とはいえ、受験率ということでは年々上がってきているということは
推察できますね。4月に準備ができていないで提出するのは私もお勧めしません。
願書提出時点である程度予測はできますよね。
受験回数別の受験者比率でみると、6回以上の方の受験者比率が上がっています。
やはり彼らにとって記念行事ですから、欠かさず出席してきますね。
5回以下の方は申し込んだけどやっぱいいや的な状況は多いでしょう。
初受験に比べると、「とりあえず申し込んでおく」人の比率は、
数回受験した人の方が多そうです。初受験申し込みの人は、
一応受験できる体制を整えてから願書提出しますから。
まあ今更この世界に新規参入などお勧めしませんが、
引くに引けなくなった多くの人たちには検討をお祈りします。
どっぷりこの業界に使ってしまったなら、資格はあったほうが良いでしょう。