弁理士試験短答受験者統計(平成29年度)
今年も、弁理士試験、短答試験の合格発表を来週に控えます。
そんな中、2017年弁理士試験の新たな統計が発表されました。
弁理士試験志願者統計とは別の、弁理士試験短答受験者統計です。
http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h29toukei/index.html
http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h29toukei/pdf/tan-jukensha.pdf
H25 H26 H27 H28 H29
志願者数 7528 6216 5340 4679 4352
受験者数 4734 4674 4278 3586 3213
志願者数と合わせて、受験者数も順調に減っているようです。
ここの所毎年統計データは記事として取り上げていますが、
傾向に関して述べることは特にないですね。
このままだと去年と同じ文章になってしまうので、
今回は、受験しなかった数を出してみます。
H25 H26 H27 H28 H29
非受験者数 2794 1542 1062 1093 1139
受けなかった人の数は増加に転じました。
願書出して受けなかった人の数ってのは、
受験に対して真剣でなかった人の数そのもの
と言って間違いなさそうですね。
と言ってもH26並みに戻っただけで、H25はもっと比率は多いです。
この数字を、受験生の質の低下とみることもできますし、
新規参入低下の底打ちとの見方もできます。
実際、受験回数の「初回」は数は減っていますが比率は上がってますね。
今後の傾向に対する示唆になれば面白いですが、
こればっかりは読めないですよね。