勤めていた時は、ある程度の規模がある特許事務所だと
顧客は大手企業なので、予算消化の関係の案件があって、
それで年度末に向けた特許出願というものが結構あって、
それで年度末は忙しく、年度末というものを感じさせます。
その他にも弁理士試験の願書の提出ももう1週間程度で
受付ですし、合格後も実務修習が終わってこれから登録、
弁理士会関係も委員会とかは年度の初めが基準です。
しかし今はそういう大手の案件がないので、
年度末の予算消化、というニュアンスはないのですね。
お客様の業務の進行上この時期になるってのは
タイミング的には当然あり得るのでしょうけど、
商品なりビジネス展開上の期限であって、
予算の期限的なものは意識する機会はめっきり減りました。
あとまあ独立してみて、弁理士会とか会派的なものは
あまり自分の商売と関係なさそうだな…というのがあり、
自分の仕事で必要なことは無尽蔵に出てくるわけですので、
そっちにかかりきりになると、弁理士の集まりに対する
関心はだんだん薄れてきています。研修も一時期に比べて
参加機会が減りました。
個人事業主の決算期末は年末ですし、確定申告が終わると
ホッとはしますけど、年度末的なバタバタ感はないのですね。
年末は忙しさというものを実感していましたけれども。
そうなってくると、年度末であることをあまり認識することなく、
単なる月末なのか、という感じになってきます。
どちらかというと、2016年ももう3か月たつのかという感じですね。
そっちの方が大きいかも。
仕事の量も特段増えすぎることも減りすぎることもなく、
特別な時期ってことを感じさせる要因がありません。
そういう感じなので、桜が咲き始めるのを見ると、
もうそんな時期なのだなと思ったりします。まだ肌寒いですが。