仕上がった弁理士
仕上がった弁理士。もう一丁上がりになって、あまりあくせくしないでよい状態。
なりたいですねえ。まだまだ当方は貧乏暇なしでして、一丁上がりには程遠いです。
さて弁理士がこの仕上がった状態になるとはどういうことでしょうか。
やっぱりある程度仕事の依頼は来ていないといけません。
お金はあって仕事しなくていいから仕事しない、というのは
仕上がったというよりも隠居状態のような気がします。
とともに、やっぱり生涯現役の方が良いのではないでしょうか。
欲しいときやりたい時だけ仕事をするというのも難しいですし、
やっぱり仕事が途切れだすとずっと仕事はない気もしますので、
コンスタントに仕事は来ていないといけません。
となると基本1人弁理士事務所でそれは難しいと思うのですよね。
所長弁理士として部下にこれやっといてよ、と振って
気の赴くままにチェックをする。
お、これ面白そうじゃないかと思ったらおもむろに着手してみる。
やりたいようにしごとをやる。仕上がった感じがしますよね。
もちろんある程度売り上げはたっていないといけませんので、
自分が仕事をやったりやらなかったりでは売り上げは立ちません。
するとスタッフが仕事をする体制である必要があるのですね。
気まぐれに仕事はするけど、しなくても売り上げが立つ状態。
なんか好き勝手な印象がありますが、意外とこういう年寄り弁理士いますよね。
ある程度大きくなると会社組織になるので逆に難しくなります。
零細特許事務所で仕事したり会務に出かけたりマネージメントやったりの位置。
いいよね楽で、とスタッフに陰口叩かれたりしています。
とは言え、最近そんな特許事務所も厳しくなりつつあります。
そんな楽な仕事ってなかなかないですよね。
書きながら世知辛い気持ちになってきました。