平成26年度弁理士試験志願者統計
ここのところ新情報へのキャッチアップが遅れてしまっているのですが、
平成26年度弁理士試験志願者統計が特許庁より公開されました。
http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h26toukei/index.html
去年の7439人でさえ大概少ないといわれたのですが、
今年はそこからさらにがくんと減って6161人です。
ベテランは減らないですが、受験回数の浅い人ほど参入は減ってますね。
年齢別では全世代的に減っていますが、
20代が25%減というのが特徴的です。
以前の記事にも書いたように人口ピラミッド的要因でしょうね。
20代人口は単純に減少していっていますから。
大学別・地域別では特段のばらつきは見られないようです。
今後の参入にはうまみがないといわれ始めてから久しいので、
昨今の就職事情を鑑みるに、いまさら特許というところでしょう。
もともと雇用の安全弁的な業界です。
志願者1万人超えは過去のことになっていきますね。
もっともH12-13頃の志願者数はこれくらいだったので、
適正といえば適正ではあります。
合格者数は今後減らしていくでしょうけど、
母集団のレベル低下はそれを上回りそうです。
おそらく今後、名前を書ければ合格という時代すら来てもおかしくありません。