弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

そういえば今日は短答試験

試験日となると弁理士試験業界の人はそわそわしてきますが、
当事者以外にとっては年々過去のこととなって行きます。
そして短答試験は免除以外全員受ける試験なので、
他の試験と違い、明らかに準備不足の状態で受ける人の数も
一番多い試験です。そんな2014年の弁理士短答試験でした。
今年は勉強する意欲もわかないし時間もないけど一応申し込もう、
申し込んだけど結局あんまり勉強できなかった。
そんな状況で試験に臨んだことはそういえば私にもありました。

問題文自体は一応読んでなんとなく分かったような気がして
なんとなく決め手不足で答えを選んで、でも長時間問題を
とくのに慣れていないからそんなんでも疲れるんですね。
そして応え合わせしてみたら案の定ぼろぼろ。
そんな状態で受けるだけ受けても無駄だよといって
会場にいかない人もいます。確かにその3時間半無駄です。
そういう人が志願者の中で結構な数います。

その一方でちゃんと対策を立てて、よし今年は受かるぞと。
そんな状態で臨んだ試験は、問題解くだけでなく、
絶対間違わないと集中して試験に臨むわけだから、
体力の消耗が半端ないですね。
試験後、受験機関の回答速報に行こうと思ったけど、
もう体力の限界と思ったので帰って寝ました。

受かる年ってそんなもんだから、それから答え合わせをして
一喜一憂で1週間勉強が手に付かず、論文への立て直し
に時間がかかったりします。選択なんてあった日には大変ですね。
ただ短答と違って、そこから後の合否状況は、準備状況と
そこまで相関性はないような気がします。
合否を争うとこにいる人は、ここまでも大変ですけど
ここからも大変ですね。そんな時代もあった気がします。