平成26年度弁理士試験短答試験 問題及び解答
2014年弁理士短答試験の問題及び解答が特許庁より公表されました。
http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/h26benrisi_tan.htm
受験機関からは、
LEC http://www.lec-jp.com/benrishi/juken/sokuhou.html
TAC http://www.tac-school.co.jp/sokuhou/benrishi/index-t.html
吉田ゼミ http://yoshidazemi.blog.ocn.ne.jp/yoshidazemi/2014/05/260120_d3b3.html
が昨日のうちに公開していました。
最初の公開内容は各社ともサポートメンバーの多数決的な感じで
出していたと思われるので回答にばらつきがありましたが、
時間がたつにつれて、各社の弁理士御大の回答調整の結果か、
よそとすり合わせているのか、
だんだん回答が収斂されてきたようです。
自分の本当の点数はこれでいいのかそわそわしている状態にこれで終止符です。
受験機関の解答速報は、公式解答速報がなかった時代の名残でしょうけど、
今なお祭りとして残っているようです。
LECとTACは受験生の集計結果を出すようですが、
実質的にボーダーが固定となった現在、それもあまり意味はないかもしれません。
点数はほぼ分かり、ボーダーはおそらく39点と思われます。
したがって、短答の合否はもう大体分かってしまったということですね。
また今年も「もう一喜一憂は終わり、論文に備えて一刻も早い再スタートを」
との叱咤激励があちこちからされると思いますが、実際のところ
燃え尽きた後で勉強の再スタートはなかなか難しいですよね。
私は実際のところ1週間くらい動きが止まっていました。
そして合格発表のところでまたそわそわするんですよね。
時間は短いようで体感的には案外長く、それでいて
実際にできることはそんなに多くはなかった印象です。
相反していますが、そわそわしているから時間の経過は長く感じ、
1週間にできることは限りがあるからその意味で短いんですね。
選択科目がある人は選択との時間配分もポイントになってきます。
選択試験の合格が重要なので、選択対策が厚めになりますね。
今はその辺のスケジューリングの時期でしょうか。
短答メインの人は多分勉強は十分ではないはずです。
しかし事例なんかはぶっつけ本番でも割と何とかなるので、
趣旨を厚めに抑えておけば、それなりには戦えると思います。
短答組は模試は受けなくていいんじゃないかなと。
あれは穴をなくすために必要なんであって、
今から詰め込みが必要な人には時間の無駄な感じがします。
短答免除の人は短答前後にピークを持ってきて、
ここからは総ざらいという時期に入るのでしょうか。
論文合格にあたって短答免除は数字上有利ではないですよね。
取りこぼしがないよう固めに入る時期なのでしょう。
こういうはざまの時期って、受験って感じがしますね。