弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

弁理士が主人公の小説があるらしい

なぜ自分がそこにたどり着いたのか全く謎なのですが、
弁理士が主役な小説というものをなぜか発見してしまったので、
ちょっとここで記事にしてみます。

藤沢数希という人が書いている「ぼくは愛を証明しようと思う」
という題名の本なんだそうです。
愛ですか。けどこれを「証明」などと言ってしまうあたり
ちょっと理系的な何かを予感させますね。

上記のタイトルでもいいですし、「藤沢数希 弁理士
とかで検索かけても大体どんな概要なのかは出てきます。

概要は、「モテない弁理士ワタナベが永沢さんに恋愛工学を教えてもらい、
急激にモテるようになる話」ということだそうです。
中身は読んでないですし、読む気もいまいち起こらないですが。

「永沢さん」といってしまうと、ちびまるこちゃんのとんがり頭を
思い出してしまうので、お前が恋愛を語るのかよと一瞬思ってしまいますが、
どちらかというとノルウェイの森と登場人物名をかぶらせているようです。

この「恋愛工学」とは「進化生物学や心理学の膨大な研究成果を基に、
金融工学フレームワークを使って、ナンパ理論を科学の域にまで高めたもの」
なんだそうです。果てしなくどうでもいいですね。

しかし、この「工学」は弁理士と親和性高そうです。
そしてその、頭でっかちなもてない君の代表例として弁理士という
職業が選定されたものと思われます。職業設定として適格ですね。

内容面についてはここまでです。
検索すれば一部読むことはできそうです。
読まれた方は感想をブログにでも挙げてみてください。

ただまあこの「藤沢数希」という人の名前はこれとは関係なく
見かけたことがあります。ネットや雑誌にちょくちょく記事があったり
したような気がします。非常に偏った考え方の持ち主だなという
印象を持ったのですが、それゆえにそこに馬力を集中することができる
という、何かを成し遂げる人にありがちな資質っぽい感じです。
中村修二氏とかそんな感じですね。

金融関係でひと稼ぎしたっぽいのですが、
自分だったら引退したなら落ち着いた暮らしでもするかなと思いますが、
どうしても自己顕示欲を発揮したい人というのはいるのだなと思います。
小説なんて儲からないものをよく書こうと思うなと思います。

弁理士という職業を中途半端に知っている人がどう職業描写をするか
というのが面白ポイントなのではないかと思います。
ファンドマネージャー弁理士は接点ないと思うぞ。