弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

弁理士は儲からなくなったと言われて

さて、ここのところなぜかゲームの話題ばかり続けてしまったので
もうちょっと通常の話題に戻していかないとつまんないということに
なるような気がしています。なんかタイムリーな話題はないものか。
考えても何も出てこないので適当な話題を掘り起こしてみます。

弁理士は昔と違って儲からなくなった・・・話題にされ始めて久しいですね。
確かに濡れ手に粟だった時代はありました。今はそんなことありません。
一番厳しいのは商標ですかね。今の時代商標をどんどん受任できる人は
かなり商才あると思います。次が明細書の作成でしょうか。
明確な得意分野があると大きいですけどとりあえずやります系はきついですね。
分野別だとバイオが厳しい感じでしょうか。もとの件数が多くないですから。

けど昔から変わらないことを変わらないようにやり続けて
商売として成立し続けていることが多分少数派なんですよ。
医者と弁護士が儲かるとか言われてますが、病気だって年々変わります。
風邪ひとつとっても同じウィルスじゃないですよね。
弁護士ともなるとわれわれに近くなりますが、
同じ案件を変わらず受任しているわけではないでしょう。
事件の性質は次代により変わるし、訴訟係争になるってのは
双方にとって勝てる可能性があるからです。
事例が固まったらそれでは揉めませんよね。

弁理士も確かに技術は変わりますが、それくらいの変化じゃないですよね。
他の業種の他の仕事で起こっている変化というのは。
厳しい厳しいといいながら、この業界同じようなことを繰り返している
のがおそらく実情ではあるので、ちょっと動きを変えるだけで
新しいチャンスがあるのではないかと今構想している段階です。