弁理士うめざわブログ

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選挙出馬の際の立候補者説明会、事前審査と選挙準備1

実は自分、選挙出馬を検討したことがありまして、
その際に必要なことを少し列挙したいと思います。
結局出馬しなかったのは単純に準備不足で、
1ヵ月早く準備ができていたら選挙出馬していたかも?
という状態ではあります。

得票が供託金没収ラインを越える見込みがあり、
選挙に費用と時間をつぎ込みすぎるのでないのであれば、
とりあえず出馬してみるというのも選択肢では
あるのですが、出馬するのであれば
ある程度の勝算があるべきであると考えました。

さて選挙運動ですが、駅立ちして演説をし、ビラを配り、
戸別訪問をし、握手をしてまわるのが一般的な戦術です。
そういうのはいい加減古いのでは?ということは言われながらも、
ネットを使った選挙運動はいまいち効果が薄い、
ということでほかの選択肢もなくここまで続いています。

その一方でここにきてようやくネットを使った選挙運動に
効果が出る方法がぽつぽつ出てきているようなので、
それを試してみたかったというのが本音です。

まずスケジューリングが大事です。
選挙の1か月半くらい前に立候補者説明会というのが開かれ、
それから選挙の2週間前に事前審査というのがあり、
選挙の1週間前に選挙告示、そして選挙という流れです。

1)立候補者説明会ですが、そこで大量の資料が渡されます。
立候補に必要なことの説明がそこでなされます。

その際に自分はふらっと普段着で行ってしまったのですが、
新聞記者が来て、立候補予定者の写真を撮るのですね。
なので、他の人はみんなスーツで来ていました。

あと、自分以外はみんな2人組で参加していました。
陣営ごとに3人まで参加可能です。
まあ実際は1人でも大して困らないだろうなという感じですが、
一応聞き洩らさないようにということですね。

そこでもらった資料をそこで聞いた通りに書類を揃えて
告示の日に選挙管理委員会に提出するのですが、
いきなり持って行って不備があると目も当てられないので、
事前審査が行われます。そこで不備関係をチェックします。
で、事前審査を提出した陣営は正式に立候補するのだな、
ということになり、報道関係に告知されて行きます。

意外に面倒なのが供託手続きで、まず指定の法務局に行って(郵送可)、
供託に必要な情報をもらってから供託金を入金し、
それから供託の正本を受け取りに行きます(郵送可)。

郵送可なので、郵送にしても良いのですが、供託は事前審査の前までに
終らせておく必要があるのが原則で、立候補の有無を直前まで
迷っているケースだと、郵送2回は間に合わない可能性があります。
なので片方又は両方法務局に行く可能性があります。
立候補者説明会の直後に郵送すると良いですね。

さて具体的な選挙戦術を含めて色々書こうと思いましたが、
既に量が増えてしまいましたので、続きは次回に書きます。