弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年弁理士論文試験合格者数248人

平成27年(2015年)の弁理士試験論文試験合格者数が発表になりました。標記の通り、本年度の合格者数は248人です。 平成27年度弁理士試験論文式筆記試験合格発表 | 経済産業省 特許庁http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/h27_ronbun_goukaku.htm…

「色々です」とは便利な言葉

合格直後ほどは多くないですが、まあ今でも弁理士の多い集まりとか会合に出る機会はある程度の頻度であり、その時に名刺交換をする機会が生じることがあります。 その相手が開業弁理士とかだったら別に良いのですが、勤務弁理士のときに、名刺を交換すると「…

シルバーウィークが終わって

シルバーウィークって数年前にはあったなと思うのですが、次のシルバーウィークは30年くらい先なんだそうです。春に連休があって秋にこういう連休があるのはバランスよいなと思うのですが、あまり休みあっても祝日ばかりになりますね。有休を個別消化する…

朝食をとるべきか否かというのは不毛な議論

なんか朝食をとるべきか否かという議論が盛り上がるところでは盛り上がっているようです。昔は朝ちゃんと食べていかないと力が出ないと言って必ず食べていかされた気がしますが、最近は朝は腸を休ませる時間とか何とかで朝食は食べないほうが良い派も勢力を…

お問い合わせのシーズナリティ

月曜になった段階で特に今週やることないんだよなと思いつつ、けど青色申告とか諸々放ったらかしでそろそろまずいのと、売上的には一応立ったからそういうのをやる時期かなとなんとなく思っていたところ、週の初めからいろんなお問い合わせが集まってきまし…

金土日月の過ごし方

勤めの時もそうだったので、事務所開いてからに限ったことではないんですけど、金曜日って週末だからここまでに仕事を間に合わせるってのはあまり重要ではないんですよね。 仕事は期限の有無にかかわらず一刻も早くというのが原則なのですが、金曜の夕方に送…

マスクをしている女性を見て思うこと

そういえば一昔前は街中で女性がマスクをしていることはほとんどなかったと思うのですが、今ではすっかり日常の光景になりました。花粉症がすっかり広がりを見せるようになったというのもありますが、それでも男性よりも女性の方がマスクをしている人が多い…

オリンピックのエンブレムと商標登録

この辺のネタは完全に乗り遅れたな…と思っていたのですが、話題が案外長持ちしているようです。そして、知財関連の話題として展開しているようで、いったいどうなることやら。どこかのネットのネタではエンブレムの商標の調査登録で4700万円もかかったら…

8月から9月の仕事の状況と本体のウェブサイト

9月は暦的にも秋ですが、今年は8月のうちから涼しくなってしまってだいぶ早いうちから秋の趣が始まってしまっています。一方、いわゆる夏休みというのはどうもお盆休みと共に始まるのかなというイメージです。夏休みは全般に分散して取る人が多い傾向です…

弁理士になったら絶対にやめてほしいこと

「職業は何ですか」「弁理士です」 このような受け答えをしたとき、相手方がこの職業を知っているかどうかでその後の反応は大きく異なります。一般的には認知されていないことが多いかなと思われますが、案外弁理士の認知度は高まっているようにも思われます…

商標の受任案件が登録査定されました

あまり仕事がないとかブログに書くのは微妙なのですが、ブログにそう書くとなぜか仕事が発生するジンクスがあります。大体月末にかけて依頼とか問い合わせが来る傾向なんだよなということで今回余計なこと書かずにいたら、そのまま来ない状況が続いたので、…

名義上の事務所を開設してから1年

さて8月も終わり。なんか暑すぎたと思いきや、急に涼しくなってしまって調子が狂います。しかし集中しやすくなるので頑張るぞと思うときに限って仕事がなくなって困ってしまいます。名義上まず事務所を開設した時期と、実際の開業時期にはタイムラグがある…

ダジャレと下ネタが忌避される理由

ものすごくどうでもいいなと思いながらも、これ結構本質を突いた話ではないかと思う話ではあり、それでいて、あまり人に話す機会もない話であるので、ここでなんとなく垂れ流してみます。 ダジャレを言ったとき、下ネタを言ったとき、そしてそれが滑るときと…

高校野球を今頃振り返る

そういえば高校野球終わったんですね。もちろん決勝の結果も知ってはいるのですが、長丁場なのでなんとなくその後も続いているような錯覚になったりしているのは、多分試合そのものを見ていないからでしょう。 準決勝で東京×2、神奈川、と仙台育英。都心3…

お盆休みが明けて1週間

お盆休みが終わってこの金曜で1週間。仕事に復帰してからの日々はいかがでしょうか。 夏休みは分散型のところが多いですから、夏休みは9月で先週は普通に働いていました、という人も少なくはないのでしょう。それでもアクセス件数を見る限り、数字の減少は…

独立開業というのはドラクエの転職のようで

独立する開業する前ってのは実際始めてからのことがあんまり予想がつかないわけですが、やったことないこと、経験のないことを次々とやっていかなければならない局面が勤めの時に比べて多いというのを感じます。 ではそれはどんなかっていうと、ふとドラクエ…

平成27年度弁理士試験論文受験者統計

特許庁が弁理士試験統計の発表をしています。http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h27toukei/index.html 去年の記事をたどっていったら、そういえば去年もお盆のこの時期でした。休みの人も多そうなんですが、この時期って決まっているんでしょう…

独立よりも開業の方が上位概念という主張

勤務弁理士を辞め、自分の事務所を始めるのは独立なのか開業なのか、という議論があったりなかったりするのですが、基本的には開業なのではないかなという気がします。独立っていう以上、従属していてはいけないわけですよ。従属請求項を独立請求項とは言わ…

爆買いと特許実務への影響

中国の連休シーズンになると中国人が日本に来て爆買いがあちこちでみられるようになる、といいますが、自分は飲み会以外でそこまで繁華街に出ていかないのであまりその光景を目の当たりにすることは多くありません。まあ買い物をしていると日本語ではなさげ…

この暑い夏の日と、世間の仕事はどんなですか

なんだかおかしいくらいの猛暑がここのところ続いたものの、どうやらピークは過ぎたらしいということで、ひところよりは多少過ごしやすくなったかなというところで、今週はお盆休みシーズンです。地味に仕事がかたづいてないなあという中、世間的には休みム…

独立前の通勤と今の通勤と

さてブログに何か書こうと思うとき、基本いつも頭の中は仕事のことしかありません。だから日常の中から何か書くことが勢い増えてしまうのですが、営業的な観点から考えるとちょっと内容微妙だなとあとからそう思うような記事になったりします。 勤めの時と違…

あまりやらないような仕事の話

大体独立してウェブサイト立ち上げると、あまりやらないような仕事の話ばかり来ます。こういうのがほしいとか思っても、そういうのは案外来ません。けど調べながらなんとなくやっていると、こんな感じかとなんとなく目処が立ったりします。多分多くは、やっ…

知財コンサルって何

ここにきていろんな相談を受けることが増えました。もちろん恋の悩み相談とかではなく、知財の相談です。これは権利とれるかな?みたいな平和な相談もよいですが、係争関係の話がここのところ来てました。売り上げになればよいなと思いつつ、売り上げには特…

平成27年度特許法等改正説明会の開催について

「特許法等の一部を改正する法律」が成立したのを受けまして、この法律改正に関する説明会を開催いたします、とのことです。「特許庁職員が分かり易く解説しますので、この機会に是非ご参加下さい。なお、参加費及びテキストは無料となっております」 <a …

いろんな記事をアップロードしてみた

とりあえず手持ち無沙汰となったところでいろんな記事を書いてみました。記事を書きはじめると、いろいろやるべきことが出てきたりしましたが、全体としてまったり過ごしています。8月はいろいろ出てきそうなので、早めの夏休みかなという感じです。 仕事上…

事務所の近況、7月下旬に入って

開業したてなので、常時仕事が入ってくるわけではありません。お問い合わせが入って、直ちにご依頼になることもあれば、ご依頼にならないこともあり、その一方でタイムラグがある話もいただいたりすることがあります。 いずれにしても今現在のお仕事というわ…

特許明細書の書き方について

特許の出願書類、すなわち特許請求の範囲、明細書については人それぞれにこだわりも多い一方、案外ネットで調べても特許庁が出している資料以上のことを書いている記事はないなということで、自分なりにちょっと記事としてまとめてみました。 内容はこちらで…

内閣支持率と各種法案の状況

連休中なので本題から外れた話題が良いなと思ってネットをなんとなく見てたら安保法案が理由で政権支持率が落ちたとかそんな話題。政治かあと思いながら、案外芸能人とかもコメントしているようなので自分もちょっと。 前にも書きましたけど、国防とか外交と…

弁理士が主人公の小説があるらしい

なぜ自分がそこにたどり着いたのか全く謎なのですが、弁理士が主役な小説というものをなぜか発見してしまったので、ちょっとここで記事にしてみます。 藤沢数希という人が書いている「ぼくは愛を証明しようと思う」という題名の本なんだそうです。愛ですか。…

必須科目の試験が終わってから選択科目までの過渡期

弁理士試験の筆記試験は、短答式試験が終わった後、論文必須科目試験があり、それから論文選択科目試験があります。主に理系修士卒の方は選択科目が免除されることから、なんとなくこの時点でもう筆記試験が終わったような空気感になります。免除資格でなく…