弁理士試験合格後の転職について
今は浪人して勉強する人もほとんど見かけなくなったし、
未経験でというよりは知財関連の職を持ちながら試験を受け
合格するという人の比率が増えてきています。
だから転職は少ないかと思いきやそうでもなく、
どちらかと言うと未経験者より経験者の
合格をきっかけにした転職が多いような気がしました。
転職する人は合格発表の段階でもう転職をすることは決めている、
というのがほとんどのようですが、実際に内定を獲得して
転職を完了させるまでの流れは様々のようです。
一般的に考えられているのは、合格祝賀会に数多く出席して、
そこに参加されていた弁理士の特許事務所に入れてもらう、
という感じですが、勧誘そのまま内定という時代ではなさそうです。
合格祝賀会は確かに採用活動の場ですが、なんというか、
転職フェアみたいな感じで1次面接みたいなイメージです。
会派によってはブースなんか用意されてたりして。
できれば履歴書も用意してきて、みたいな。
まあ自分は合格のときに転職活動してないので見た印象ですが。
弁理士試験合格後は確かに転職活動増えますが、
普通に応募して普通に内定とって転職、というのが一般的です。
当たり前なんですが、自分は以前違うイメージがあったので一応。
一般的な転職関連の記事はこちらにまとめています。
こういう場合、実務修習費用と登録費用はどうするの?
という問題が出ますが、実務修習費用は自分で出しているようです。
そして内定をとって、転職してから転職先でお金を出してもらって
転職先で弁理士登録する、というようです。
なので、転職がすむまでは弁理士登録できません。
4月にみんな一斉に弁理士登録しますが、
まだ内定が出ていなかったり、引継ぎ期間で転職が先になると、
登録もその分先になります。4月が登録のピークですが、
5月過ぎてもばらばらと登録は続き、大体7月で一巡します。
逆に言うと、合格したからとっとと決めるというより、
結構長期戦になっている例もそれなりに多いという感じです。
長期戦になっているのは未経験の人がほとんどですけど。
未経験の人ほど「どこでも一緒」でなく失敗したくないと
厳選する傾向があるので、その分長期化するんでしょう。
転職するしないありますが、登録することで一連の活動も一段落です。