2017-01-01から1年間の記事一覧
2017年の弁理士試験短答合格者統計が出ました。http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h29toukei/index.htmlhttp://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h29toukei/pdf/tan_goukaku.pdf 平成29年度弁理士試験論文式筆記試験(選択科目)問題及…
独立のきっかけってのはもちろん人それぞれではあるのですが、大体自分の知る限りでは、という流れはあります。独立が向いているから独立するわけではないのですよね。最初から独立志向で、ってのも多いようで案外多くはありません。 どうして独立しようと思…
弁理士試験の受験生が減り、特許事務所への若い人の応募が減っています。こういうのが若者のなんとか離れとして取り上げられていますが、知財業界についても例外ではなさそうです。 まあこの辺の話は別に昨日今日始まったことでもなんでもなくて、知財業界を…
特許事務所の経営というものを通常の会社と同じとして並べるのも多少の違和感はあるのですが、それでも勤めていた頃とはやはり違うものがあります。仕事を取ってこないと売り上げが成立せず、収入どころか経費支出でマイナスというところから始まりますので…
3連休ということであまりアクセス数が増えない時期なので、あまりそういうのを気にしないような内容ということで、政治と経済情勢についてまとめてみます。 報道関係では、蓮舫代表の国籍問題とか、森友学園、加計学園とかあまりよくわからない批判報道が行…
弁理士試験の一連のサイクルは、短答試験と論文試験で一旦切れるのですが、4月に願書を出して、5月に短答試験、と長丁場が続いた後に、必須科目が終わると弁理士試験界隈的には試験がいったん終わった空気になります。 必須科目の試験が終わってから選択科…
我々弁理士はいわゆる一つの専門家としてご依頼をいただき、売上を立てている訳ですが、果たして本当に自分たちは専門家として専門性を発揮できているのか?という疑問が出る局面があります。 一番多いのは、例えばお客様が大手企業で知財部があり、向こうの…
一時は仕事が細ったりすると、もうこのままやっていけるのか、と不安になったりするのですが、しばらくすると唐突に受任業務量が増えてきたりします。あんまり多忙になるのも、ってのもあるので、誰か一緒に働いてくれる人がいると良いな、ということを思っ…
クライアントファーストなる文言に私はもやもやするわけです。特許事務所でもそんな言葉が出てくる事例が出てきていますよね。それっていったい何なんでしょうね。先日の都議選では都民ファーストが躍進しましたけど、それも私の疑問に拍車を掛けます。 料金…
今年の弁理士試験論文式筆記試験(必須科目)問題及び解答(平成29年度-2017年)http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/kako/mondai/h29benrisi_ronten.htm が公表になりました。 今週の日曜日が弁理士論文式試験の試験日だったのですね。自分は仕事にすっ…
転職を考えるとき、一般論的には若い人が多すぎる職場は避けた方がよいです。これは特許事務所に限った話ではありません。若い人が多いということは、人がそれだけやめているということです。そして、人生設計の中心に据える職場として、非常に不安が残る環…
就業時間中にノンアルコールビールはダメ? 出勤停止になった30代女性に批判「職場に”飲んでる気分”の人がいることが問題」 | キャリコネニュース 勤務時間中にビールを飲んでいたのがばれて叱られた話がネットで話題になっていました。世間的にはそれはけし…
弁理士の仕事ってどんな仕事ですかと聞かれたとき、一般的には特許を取る仕事ですよ、と答えることが多いと思います。そして、特許明細書を書くことが主要業務と思われている感じがします。 なら明細書を書くことが弁理士の仕事なのかというと、特許技術者っ…
patintl.hatenablog.com 前に特許事務所の大規模化とは、下請け化に等しいという記事を書きました。一方でお客様からご相談、ご依頼をお受けしたりすることもあるのですが、やはりそれなりに解決すべき経営上の課題があって、来られることが多いです。 特に…
弁理士ブログは何のために書いてるの?って話について思いもよらない波及的な流れを見せており、もしかしたらこれ補足が必要かもと思ったことがあったので、まとめてみます。 大枠、「結局これは何のためにやってるの?」ってのが、言い訳でなく本質的な形で…
2017年弁理士短答試験、合格基準点(ボーダー)は39点2017年弁理士短答試験合格者数285人ということだそうです。 科目別合格基準点特許・実用新案に関する法令 8点意匠に関する法令 4点商標に関する法令 4点工業所有権に関する条約 4点著作権法及び不正競争…
弁理士としてブログをやる方も増えつつあり、自分も多くのものに目を通したりしていますが、読めば読むほど、このブログをどうしたいんだろう?という疑問がわいてきたりします。 もちろん発信内容は人それぞれですし、ブログというものはそうあるべきだと思…
今年も、弁理士試験、短答試験の合格発表を来週に控えます。そんな中、2017年弁理士試験の新たな統計が発表されました。弁理士試験志願者統計とは別の、弁理士試験短答受験者統計です。 http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h29toukei/index.html…
儲かっているは自慢になるけど、忙しいは自慢にならない。そんな感じの話題を何回も書いた気はするのですが、改めて思うことがあったのでもう一度。 よく求人などで、業務多忙につき急募なんてありますが、それなら仕事減らせば、としか言いようがない訳で、…
商標登録関連でtwitterでバズっていたので何だろうと見てみると、 「水素牛」という商標登録出願がされていたようなのです。区分:29(牛肉)となっています。 水素水ブーム。こういうのにあやかって商標登録出願というのも結構あります。商標速報botでは次から…
勤め人と独立している人というのは何が違うか、なんてことを書くと何かすごくドヤってる感じがして微妙ではあるのですが、やっぱり着眼点の違いというのはある気がするので、その辺をつらつらと書いてみたいと思います。 サラリーマンってやっぱり人からの評…
www.umepat.com 知財業務というのは、何かと依頼人の方に誤解されやすいものが多いのですが、その中でも一番はやはりPCT出願なのではないかと思います。 弊所のサイトでは、お客様と面談をして理解の齟齬があった内容については極力アップデートをして、ネッ…
さあ、短答試験も終わっていよいよ論文試験に向かう中、気持ちをくじくような記事がさっそく来ましたよ。まあでも皆さん、なんとなくそんな気はしていますよね。 今弁理士・特許技術者は人材が取れないとあちこちから声がかかってきています。求人事情は応募…
まあ今更予想するまでもないのですけれど。上記リンク先の過去データから大体予想はつきますね。 特許法でてこずったらしい?というのと、条約がPCT規則がたくさん出たとか、でも全般的に難しくはなかったとか、そんな感じの予想がたくさん出てきています。 …
今年の弁理士試験短答式筆記試験問題及び解答(平成29年度-2017年)が公表になりました。 そういえば今週の日曜日が弁理士短答式試験の試験日だったのですね。ブログのアクセス数を見ると妙に伸びてて何だろうと思ったら、問題と解答の速報を探していたよう…
平成29年度弁理士試験志願者統計が特許庁より公開されました。 平成29年度弁理士試験統計 | 経済産業省 特許庁 そろそろ統計発表になるだろうと特許庁のサイトを見たら発表がなく、求人関係の記事を見つけたので代わりに載せたら、わずか数時間後に発表にな…
www.jpo.go.jp 特許庁の更新情報で面白いのないかなと思ったので、転載してみました。非常勤ですが。特許庁の非常勤業務というのは多岐にわたり、こんなものが、というものが良く見つかったりするのですが、いちいちブログにのっけるのも面倒なので、あまり…
このブログは、弁理士という部分をテーマにしたブログではある一方で、弁理士試験に特化した要素は特にないのですが、弁理士試験時期になると、アクセス数がすっかり下がります。 このブログはアクセス数がいったんピークを付けたかな、とは思っていたのです…
業務の受注側に立ってしまうと、発注側がどういう経緯で依頼を出そうと考えているか、ということに対する想像力が段々低下してきます。私も最初は企業の知財部にいたので、その時何を考えていたか、ということを思い出そうとするのですが、遠い昔の話になっ…
弁理士業界の皆様にとっては、はっぴょんといえばもう説明の必要もありませんね。はっぴょんとは、日本弁理士会のイメージキャラクター、ゆるきゃらです。ゆるきゃらグランプリにも登場し、地味な得票数に埋没したあの人形です。 自分のブログでも過去にこの…